それが、「俺物語」
いつの間にかKindle版の俺物語!! 8 がリリースされてたので、楽しく読んだので、
今日はこの俺物語について思うことを自由に書いてみる。
俺物語について
主人公の漢気溢れるゴリラのような猛男(たけお)が、カワイイ彼女の大和(やまと)との交際を描いた漫画。恋愛漫画というよりもコミカルなギャグ漫画っぽい感じ。
電車の中で痴漢にあった大和を、猛男が助けたことにより二人の交際がスタート。
彼女の大和との将来のキスのために、意味不明な説得で無理やり親友とキスをしたり、乙女心を理解するために、コンビニで女性雑誌を仁王立ちで読んでたりする猛男の清い真っ直ぐな姿がすごく面白い。
猛男の周りの登場人物(親友のスマートな立ち振る舞いや、屈託な猛男の父母など)もすごく魅力的で、この漫画の面白さを引き立てているが、
この漫画の面白さの真髄は、猛男の真っ直ぐな行動、別の言い方をすると漢気あふれる行動だと思っている(あくまで個人的な感想)
猛男の漢気とは
漢気とはなんぞや?となるが、ここでの漢気とは、猛男の良さということにする。この猛男の良さに僕はいつも心奪われているのだが、猛男の良さはなんぞや?と考えた時、僕の考えは以下の通りだ。
- 本当の思いやり
- 半端ない包容力
- 大胆な行動力
- 今をしっかり生きている
1.本当の思いやり
日々の日常の中で相手を思いやり行動している人って、基本的に自分に余裕がある時にしかできていないと思う。
会議や学校に遅れそうな時に、道を尋ねられたり、大きな荷物を持っているおばあちゃんを見かけた時、親身になって対応できる人はすごく少ないだろう。
てか、僕自身はそんな人間じゃ無いし、僕が東京に来てからそんな人を見かけたことが無い。
猛男は、自分の利害を全く考えずにそこに困った人がいれば全力で助け、自身の恋敵のコンクール(詳細は8巻)を応援するなど、自分の立場を度外視して相手のことを想える良い人なのだ。
2.半端ない包容力
体がごついことからも連想できるその包容力。
百聞は一見に如かずと言うように、包容力の定義がおぼつかない僕が説明するよりも、漫画を見ていただいた方が理解が早いだろう。
3.大胆な行動力
困っている人がいればスグに助けて、その後何事もなかったかのように去っていく猛男。
今までに、反省しない痴漢を警察の目の前で正拳突き、彼女の友達を助けるために火事のカラオケに突入し脱出のために3、4階から大ジャンプ、親友のお姉ちゃんを空港に届けるために自転車パクって疾走、などなど。
人助けのためならなんでもやっちゃうその勇姿に心奪われます。
4.今をしっかりと生きる
ここは僕のチョー個人的な意見になるが、物語を通して猛男は打算抜きでその時その時を懸命に生きているなぁと感じる。
日頃の生活の中で、不安や心配事に対してどうにかしたいと思いながらもそのままにして過ごしていることがないだろうか?
また、楽しい時や幸せな時を過ごしていると、「今こんなに幸せなら今度不幸せな事が起こるかも?」みたいに現状の幸せを全力で楽しめないことがあるのではないだろうか?
猛男は目の前のことに全力で向き合い楽しんでいる。
向き合うという意味で僕が気に入っている場面が8巻にある。恋敵に彼女を取られるのではないかと危惧する猛男は、未来の不安から逃げるのでなく「今、大和(彼女)が俺を好きなら、そばに居続ける」と心を決めるシーンでは、さすが漢だなぁと感心した。
俺物語の話を書こうと思ったら、猛男のことばかり書いてしまった。しかもあまり上手く書けて無いような気が。。。
間違っても僕は男性が好きとかそういうことでは無いが、一番言いたかったことは、「男の目から見ても猛男はカッコよくて、このカッコよさがこの漫画の面白み(の一つ)だ」ということ。
男としても人間としても理想でカッコイイ漢だから、男女関係なく人気があり、連載してからすごい早い段階で映画化になるほど有名になったんじゃないかなぁと思っている。
以上。
0 件のコメント:
コメントを投稿